さて、続きを書くとしよう。
どうやらご先祖さまの受難はまだまだ続くようだ・・・
「さて、と・・・どうやらキャンプから一番離れているところにいるようだな」
私はつぶやいた。上位のクエストなのでそれぞれが別々の場所からスタートすることになった。
下位とは違い、上位以降のクエストではギルドの輸送部隊は狩場に参加者を個別に送る。
これには訳があるらしい。
下位とは違い上位だと輸送部隊では襲われたときに対処しきれないからだ。
護衛しながら狩場に向かえばいい話とも思うのだが何度か狩場につく前にモンスターに襲撃され壊滅したことがあったらしい。
やはり非戦闘員の輸送部隊を守りつつとなるとハンター達の足並みも乱れてしまうからなのであろう。
やはりハンター達がモンスターを引き付けてからでないと危険だからである。現在では個別に狩場にハンターを置いて一度安全なところまで退避し、ギルドの護衛を従えてベースキャンプに集合するようになった。
個別に運ぶことでモンスターに発見されるリスクを低くし、いざとなったらハンターを放り出して逃げることも出来るからだ。
そのおかげで支給品が準備できるのは遅くなるわけだが・・・。
「道具には魂が篭る」とはよく言ったものだ。私の装備には私が倒したモンスターの能力の一部が封じ込められている。
それが何故なのかはわからないが狩りが有利になっているのは確かだ。
はたして、倒した者への敬意を込めた祝福なのか、それとも、倒した者に力を与え傲った者を突き落とすための罠なのか。。。。
まぁ、今はそんなことを考えている時ではない。
私はテオの待つ草原へと走り出した。
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